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映画「ただ、君を愛してる」 感想



2006年の映画


大学の入学式に行く途中で静流(宮崎あおい)は横断歩道を渡ろうとするがなかなか渡れず、その時に「向こうからの方がすぐに渡れますよ」と声をかけてくれたのが同じ大学の誠人(玉木宏)だった。これが2人の出会いだった。


静流はドーナツビスケットを主食にしている女の子で、誠人は腹部の病気で塗り薬を塗っていた。匂いはしないのに薬の匂いを気にしていて他人とも距離を置いていた。


誠人はカメラが趣味なのだが、誠人といっしょにいたい静流もカメラを持つようになり、2人でよく森に写真撮影に行くようになる。


その場所にある日誠人がみゆき(黒木メイサ)を連れてくる。2人だけの秘密の場所だと思ってたのに!と静流は嫉妬して逃げて行く。


だが、次の日には静流とみゆきは仲良くなっていた。誠人が「昨日あんなに怒っていたのにどうしたの?」と聞くと「好きな人の好きな人のことも好きになりたい」と静流は言った。



ある時、静流は家出していた。その時誠人が「うちに泊まれば?」といい2人の同棲生活が始まる。だが、静流は、誠人がみゆきのことを好きなことを知っているので気を遣っていた。



静流が誠人に「誕生日プレゼントとしてキスしてほしい」と言う。そして森に行ってキスする。静流にとってはこれが「生涯でただ一度のキス、ただ一度の恋」だった。

それから、次の日(?)誠人が家に帰ると“ありがとう さようなら”と書かれたメモが残されていた。それからいくら探しても静流がどこへ行ったのか分からなかった。



それから誠人は卒業した。ある日静流からの手紙が届いた。ニューヨークで個展を開くので来てくださいという内容だった。


ニューヨークに着いて現れたのはみゆきだった。静流が1ヶ月前に亡くなったことを知らされる。個展に行くと誠人の写真や成長した静流の写真、あの最初で最後のキスの写真があり誠人は涙してしまう。



静流は亡くなる前に誠人に何十通も手紙を書いていた、楽しそうだったとみゆきに知らされる。静流はよく誠人に嘘をついていたけど、これからもその嘘にもうしばらくつきあっていこうと、みゆきに「静流の手紙、送ってね」と誠人は言う。




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[感想]


森に撮影に行ってる2人が本当絵になるなぁ〜と思った。静流が嫉妬心を丸出しにしててすごい素直な子だった。キスする時にメガネを外す宮崎あおいの透明感すごすぎる。あのキスが最初で最後とか切なすぎる。すごく綺麗で泣ける映画だと思う。そして、主題歌の大塚愛の「ただ、君を愛してる」も映画に合いすぎてて良い。